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GIグループ、ゴルフ場事業からの撤退を決める

経営交代 2018/05/01

 GIグループのOGIホールディングス㈱は、このほど子会社の㈱アイランドゴルフの全株式を売却し、ゴルフ場事業から撤退したことを明らかにした。株式の売却先は㈱ジアスで、主な事業は事業再生コンサルティング、ゴルフ場の運営などとしている。株式の譲渡日は、平成30年3月16日で、同年5月1日から新体制に移行する運び。
 OGIホールディングスは、投資活動を中心に多彩な事業展開を目的に平成20年に設立された持株会社で、同年11月に㈱アコーディア・ゴルフから「那須グリーンCC」を買収してゴルフ場事業に参入。その後、23年設立の㈱アイランドゴルフをゴルフ場事業会社として次々にゴルフ場を取得、28年には保有22コース、運営受託1コースにまで拡大していた。しかし、ポートフォーリオの見直しから29年秋以降、ゴルフ場を相次いで売却し、最終的に㈱アイランドゴルフの株式を売却することで、ゴルフ場事業から撤退となった。会員等の権利には変更がない模様。