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瀬戸大橋CC(岡山)自主再建型の計画案配布

再生情報 2017/03/07

 「瀬戸大橋カントリークラブ王子が岳コース」を経営し、民事再生手続中の第三セクター・玉野レクリエーション総合開発㈱は、このほど会員に対して自主再建型の再生計画案を配布した。同社の負債は約44億円で、そのうちの約43億円は約1300名の会員の預託金としている。再生手続中の平成28年8月には資本金を2億5000万円から1000万円に減額しており、金融債務がないことなどから自主再建に漕ぎ着けた模様。同社の筆頭株主は設立当初から玉野市で株式の40%を保有し、その他に三井造船、内海観光開発等の地元関係企業が出資している。
 計画案等によると、会員に対する再生条件は、継続会員は預託金78%カットで残り22%が据置期間を10年とした新預託金に、一方、退会会員の預託金は88%カットで残り12%を原則5年間で分割弁済(ただし、年間の弁済資金は4200~4300万円とし、認可決定確定後に行うプレー権の継続か退会かの確認で、約600名以上が退会を届け出た場合は、分割弁済の期間を6年にするなど柔軟に対応する)としている。
 計画案の決議は平成29年3月21日締切の書面投票と、4月19日に開く債権者集会で行う。